今回は、JICAへの報告書をリンクします。この報告書は、JICAボランティアが自身の活動状況についてJICAへ報告するもので、第1号から第5号まで、赴任後3か月、6か月、12か月、18か月、24か月の時期に作成します。私は、2010年6月にこちらに赴任したので、3か月後の9月に第1号報告書を作成しました。
この報告書の目的は、「(1)ボランティア自身が自己の活動の管理及び評価を行う(2)事業関係者が情報を共有する(3)情報を広く国民へ開示する」となっています(資料p.27、下線筆者)。
報告書は、「ボランティアポータルシステム」というボランティア専用のサイトを通してオンラインで作成し(ネット環境のない地域ではアナログで作成可能)、赴任地のJICA事務所とJICA本部の承認を経て、一般に公開されます。例えば、私が派遣前に訓練を受けた横浜のJICA横浜資料室で閲覧可能です(他の訓練所でも同様のようですが、私はそれ以外に閲覧の方法をまだ知りません)。
今回は、「ボランティアポータルシステム」から送られた報告書のPDFファイルを承認の後
参考資料:
『JICAボランティア・ハンドブック 長期派遣 2009年10月改訂版』
(記事掲載2010OCT28 http://volando-por-repdominicana.blogspot.com/)
<補足>
補足ですが、ボランティア自身は、過去の報告書、他者の報告書を「ボランティアポータルシステム」によりネット上で自由に閲覧、ダウンロードすることができます。そういう機能が既に準備できているのなら、「情報を広く国民へ開示する」という目的遂行のため、JICA関係機関における閲覧だけではなく、JICAのホームページから自由に誰でも閲覧できるようにしたらよいと思うのは私の意見です。
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