19 December 2010

ドミニカ共和国日本語学校スピーチコンテスト 2010/10/23

Concurso oratoria de escuela
23 de octubre, 2010
 10月23日、サントドミンゴ校で日本語学校スピーチコンテストが行われました。各学校を代表して約30名の子どもたちが日頃の学習の成果を発表します。全部で3部門あり、低学年の部、高学年の部、本邦研修の部です。低学年の部では、家族の紹介、詩や物語の暗唱などがありました。サントドミンゴ校1年生の私のクラスでは、「ぼくの/わたしのすきなもの (mis fovoritos)」というテーマでスピーチをしました。高学年の部では、ドミニカ共和国の人々、家族についての作文などがありました。本邦研修の部は、今年の夏にJICAの研修制度で日本へ行った8名の生徒による研修報告をかねた発表です。
実は、このスピーチコンテストは、以前1992年から2005年まで「お話大会」というかたちで開催されており、ここ数年は中断されていました(山内2010)。それが今年の2月に「スピーチコンテスト」として再開され、2010年度は10月開催となったのです。
大勢の人の前で話すのは、みんな緊張した様子でしたが、それぞれの自信につながったことを願っています。また、この日はドミニカ共和国各地から審査員の方や、応援の父母、友だちが集まりました。いつも各校別々に学習を進めているように見える日本語学校ですが、このように一緒に集まって学習の成果を発表する場があることは、意義の大きいことだと思います。

参考文献:
山内かおり(2010)「ドミニカ共和国日本語教育のあゆみ」『継承日本語教育センター研究紀要vol.5』財団法人海外日系人協会継承日本語教育センター、pp.34-40.

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