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25 January 2011

サントドミンゴ校食文化体験パーティー 2010/12/11

¡Vamos a cocinar comida japonesa! en la Esc. S.D.
11 de diciembre, 2010

 昨年12月11日、サントドミンゴ校では年内最後の授業日に食文化体験パーティーを行いました。このパーティーは、保護者が中心になって今年初めて企画されたサントドミンゴ校独自の行事です。朝から校庭にテントを張り、大調理実習です。メニューは盛りだくさん!おにぎり、巻きずし、おもち(あんこ&きなこ)、お雑煮、そしてカレーです。子どもたちは材料を切ったり、おにぎりを握ったり、お寿司を巻いたりと大忙し。


 そしてそれ以上に大活躍なのが保護者のみなさんです。お鍋やお盆、ガスコンロにガスボンベ、もちつき機などなどを手分けして学校に持ち込み、子どもたちに料理を実演、教えます。もち米と日本米はハラバコアで農業を営んでいる日系の方が寄付してくださいました。
 では、今回はよくばって写真をたくさん掲載します!
  • おもち:おもちの味は、あんこときなこです。あんこは小さく丸めてもちの中に入れました。好物のきなこもち、たくさんいただきました。とても美味しかったです。
  • お雑煮:お雑煮は魚のだし。正月を先取り、こちらも美味!!!
  • おにぎり:おにぎりの味つけはふりかけで2種類。三角ににぎるのはなかなか難しかったようですが、大きい子が小さい子に教えてあげている様子は頼もしかったです。サランラップを両手に広げて催促する子どもたちに、教師はせっせとしゃもじでごはんを配りました。
  • 巻きずし:巻きずしは料理のクライマックス!机を並べて、みんなで巻き巻き。中身は、にんじん、きゅうり、卵焼き、カニカマ、ツナ。カラフルで具沢山の巻きずしができあがりました。

  • カレー:カレーはみんな大好きらしく、配り始めるとすぐに列ができました。鍋いっぱいのカレーもあっという間にからっぽです。


     今回の行事は、食文化を伝えたいというおじいちゃんおばあちゃんの願いもあり実現されました。この日は、ふだんあまり話したことのない他の学年の保護者や親戚の方とも会うことができて、子どもにとっても教師にとってもおいしく楽しいパーティーでした。来年度もぜひ続くといいです

    24 January 2011

    成人クラス忘年会 2010/12/08

    Fiesta del fin de año de las clases de adultos
    8 de diciembre, 2010

    昨年12月8日、年内最後の成人クラスでパーティーをしました。ドミニカ料理と日本料理を囲んでみんなでわいわいおしゃべりです。ドミニカ料理は、ユカ(ドミニカ共和国の主食のひとつ、キャッサバ)とチチャロン(豚のから揚げ)。日本料理は、みんなで焼きそばを作りました。若手が大活躍、ソース焼きそばです。焼きそばの麺とソースは中華食材店で購入したとのこと。しょうがとにんにくたっぷりのスパイシーな焼きそばに仕上がりました。

     

    成人クラスは3クラスありますが、もちろんみんな友だち同士で、私も違うクラスのみなさんと一緒に食事ができてとても楽しめました。
    前年度は夏最後のクラスでお好み焼きを作ったようですが、その経験を生かして、9月の盆踊り大会ではクラスに出席していた保護者を中心にお好み焼きが出店されました。成人クラスと日本語学校の行事がこんな風につながっているとは嬉しいです。

    教師打ち合わせ会 2010/12/05

    Reunión de profesores  
    5 de diciembre, 2010

    昨年12月5日は、サントドミンゴ校で教師打ち合わせ会がありました。今回は年明けの運動会の準備が中心です。午前中にプログラムや競技詳細の調整をし、午後は作業。プログラム冊子を綴じたり、学校の倉庫から運び出す物品のチェックをしたり、得点板を作ったり。地方からも先生方が来て一日がかりの打ち合わせ会でした。
    写真は日光浴をしている紅白大玉です。


    23 January 2011

    他校訪問:ビセンテノブレ 2010/11/24

    visita a la escuela del interior: Vicente Noble
    24 de noviembre, 2010
    前週に引き続き、他校訪問です。11月24日、ドミニカ共和国南西部のビセンノブレへ日本語の授業見学に行きました(地図は記事末尾のリンクをご参照ください)。
    首都ドミニカ共和国を早朝出発し、午前と午後の2クラスを見学しました。午前中の授業は2時間で、日系の方の自宅で開講。学習者は10歳前後の子ども3名で、教師はぺデルナーレスを兼任している日系社会青年ボランティアです。私たちもゲストとして授業に参加させてもらいました。
    お昼ごはんは日系の方のお宅でドミニカ料理をごちそうになりました。ビセンテノブレの日系の家族は大きく3つですが、みんな親戚関係で子どもたちも仲が良い様子です。
     午後の授業は、近くの私立学校の教室を借りて行われました。午前と同じく2時間で、学習者は小学生3名と高校生3名。助手が参加して年齢別に2クラスの開講です。現地の助手は現在全国で5名ほどですが、日々の授業や研修会等を通じて向上できるよう支援する必要が私たち教師にあると思います。          
    9月、11月でラベガ、ハラバコア、ダハボン、ビセンテノブレの4つの学校を訪問しました。現状と課題は様々ですが、私も来年度(8月~)からは地方に転任の可能性があるので、色々な視点で日本語学校全体を捉える機会があるのは貴重なことだと思います。

    17 January 2011

    他校訪問:ダハボン 2010/11/19

    visita a la escuela del interior: Dajabón
    19 de noviembre, 2010

    昨年11月19日、出張でダハボン校を訪問しました。ダハボンは、ドミニカ共和国北部のハイチ国境に隣接し、1956年に始まった日本人のドミニカ移住の最初の入植地です(地図は記事末尾のリンクをご参照ください)。
    ダハボンでは、まず最初に移住地ラ・ビヒアにある移住記念碑を訪れ、共同墓地へお墓参りしました。この移住記念碑は、移住25周年を記念して日系の方々が建立したものです。右側の「建立の辞」は、表に日本語、裏にスペイン語で表記されています。以下、その記述を引用してご紹介します。


    --------------------以下、引用--------------------
    建立の辞

    日本ドミニカ共和国間の移住取極により一九五六年七月二九日ブラジル丸にて第一陣がこの地に入植す 以来第八次まで一三二五名が八か所に分散入植せるも 集団帰国転住など種々歴史的経緯を経て 残留者二七六名 この国にあってよく苦難の道を切開き 移住初期の目的今ようやく達成せんとす とき早くも二十五星霜を経る この意義深きときに当り我が苦悶の足跡を一基の碑に託さんと移住者総意の浄財奉仕を以て之を建立す
    未来を開く子孫よ 我らが老骨を礎となし誇りある日本民族の血を以て限りなき発展を図り 君らが母国ドミニカ共和国の繁栄に寄与されん事を願う
    一九八一年七月二九日


    PALABRAS CON MOTIVO DEL DESVELIZAMIENTO
    Amparado por el acuerdo gubernamental suscrito entre la Rep.Dominicana y el Japón la primera delegación de inmigrantes japoneses cruzan los dos oceanos y arriba a tierra dominicana el día 29 de julio de 1956. Se realiza desde entonces, el asentamiento de 1325 inmigrantes distribuidos en ocho localidades diferentes para contribuir al desarrollo de la agricultura dominicana. Mas sin embargo, el retorno masivo al Japón de la mayoría de ellos se produce, como un acontecer historico. Sólo 276 permanecen en el país y se enfrentan a incalculables vicisitudes para mantener su meta inicial. Cinco lustros han transcurrido, y hoy , día tan conmemorativo, queda desvelizado este monumento con el deseo y participe unanime de todos los inmigrantes japoneses y sus descendientes, como simbolo y testimonio de sus esfuerzos y luchas constantes por la vida.
       Hijos que prometen el porvenir; surgidos de esos arboles sexagenarios, y con el espíritu en alto de llevar en sus venas, sangre japonesa no escatimaos vuestros esfuerzos para el progreso y la prosperidad de vuestra patria la Rep. Dominicana.
        29 de julio de 1981
    --------------------以上、引用--------------------

     お墓参りの後、ハイチ国境を見学しました。ハイチとの国境は町の西側を流れるマサクレ川です(写真はハイチ沿岸のマサクレ川)。橋の真ん中に入国審査の扉が設置され、扉の向こうにはドミニカ共和国に入国しようとする人々で混雑していました。
    ハイチはラテンアメリカで初めてヨーロッパからの独立を成し遂げた国ですが、現在は世界の最貧国のひとつ。2010年1月のハイチ地震以降、ドミニカ共和国への出稼ぎ労働者が増加したとのことで、その入国の様子を国境見学で垣間見ることができました。

    午後は、日系の方の自宅で開講されている日本語の授業の見学です。今回は、午後1時から3時までの2時間の授業を見学しました。学習者は3年生2名、4年生1名で、教師はサンティアゴ校を兼任している日系社会青年ボランティア。異なるレベルの学習者に対して、複式ではなく単式の授業を展開し、レベルに応じてタスクの難易度を考慮している点が参考になりました。

    今回のダハボン出張では、授業見学の他に、上に書いたように移住記念碑と共同墓地、そしてハイチ国境の訪問が実現でき、とても考えさせられることが多かったです。移住者が自分の手で生活を切り開いた地を訪問することは、自分の活動の意味を捉えなおす視点を与えてくれるものだと思います。

    21 December 2010

    第一回ドミニカ共和国スピーチコンテスト 2010/11/14

    Primar concurso de oratoria del idioma japonés
    14 de noviembre, 2010
     11月14日、首都サントドミンゴのAPEC大学で「第一回ドミニカ共和国スピーチコンテスト」が行われました。このスピーチコンテストは、ドミニカ共和国で日本語教育を実施している3つの機関、すなわち、APEC大学、日本ドミニカ文化センター、日本語学校が一緒に参加するドミニカ共和国全体のスピーチコンテストです。今回、青年海外協力隊としてAPEC大学で活動している日本語教師が中心となって、国際交流基金、JICAの協力を得て初めて実施されました。                       部門は、暗唱部門、グループ部門、スピーチ部門の3つです。日本語学校からは、10月に日本語学校で行われたスピーチコンテストの優秀者を中心に参加しました。暗唱部門に3人、スピーチ部門に4人参加し、両方の部で入賞することができました!他の学校も合わせて全部で約40名が参加し、「じゅげむ」を暗唱したり、「おおきなかぶ」を劇さながらにグループで表現したり、戦争やテクノロジーについてのスピーチをしたりと、多彩な発表を繰り広げました。
    同じサントドミンゴにあっても、ふだん他の日本語教育機関とはなかなか交流の機会がありませんが、このように同じ舞台に立つ経験は日本語学校のみんなにとっても大きな刺激になったことと思います。

    19 December 2010

    ドミニカ共和国日本語学校スピーチコンテスト 2010/10/23

    Concurso oratoria de escuela
    23 de octubre, 2010
     10月23日、サントドミンゴ校で日本語学校スピーチコンテストが行われました。各学校を代表して約30名の子どもたちが日頃の学習の成果を発表します。全部で3部門あり、低学年の部、高学年の部、本邦研修の部です。低学年の部では、家族の紹介、詩や物語の暗唱などがありました。サントドミンゴ校1年生の私のクラスでは、「ぼくの/わたしのすきなもの (mis fovoritos)」というテーマでスピーチをしました。高学年の部では、ドミニカ共和国の人々、家族についての作文などがありました。本邦研修の部は、今年の夏にJICAの研修制度で日本へ行った8名の生徒による研修報告をかねた発表です。
    実は、このスピーチコンテストは、以前1992年から2005年まで「お話大会」というかたちで開催されており、ここ数年は中断されていました(山内2010)。それが今年の2月に「スピーチコンテスト」として再開され、2010年度は10月開催となったのです。
    大勢の人の前で話すのは、みんな緊張した様子でしたが、それぞれの自信につながったことを願っています。また、この日はドミニカ共和国各地から審査員の方や、応援の父母、友だちが集まりました。いつも各校別々に学習を進めているように見える日本語学校ですが、このように一緒に集まって学習の成果を発表する場があることは、意義の大きいことだと思います。

    参考文献:
    山内かおり(2010)「ドミニカ共和国日本語教育のあゆみ」『継承日本語教育センター研究紀要vol.5』財団法人海外日系人協会継承日本語教育センター、pp.34-40.

    18 December 2010

    教師研修会・教師打ち合わせ会 2010/10/17

    Reunión de profesores 
    17 de octubre, 2010
    10月17日は、サントドミンゴ校において教師研修会、および、教師打ち合わせ会が行われました。両者とも各地の教師、助手が集まって年に数回実施されるもので、教師研修会では実践報告や授業アイデアの共有、教師打ち合わせ会では学校行事等の準備を主に行います。今回は教師、助手、あわせて14名が参加しました。
    午前中の教師研修会では、8月にコスタリカで実施された国際交流基金による「中米・カリブ日本語教育セミナー」に参加した教師、助手による参加報告、続いて、各教師による実践紹介が行われました。サントドミンゴ校で1年生を担当している私は、スペイン語版のひらがなカード、語彙復習のためのすごろく、子どもが自分で作成する五十音カードの3つの実践を紹介しました。ブログでの実践についての詳しい報告は、また回をあらためて書きたいと思います。
    研修の後、お昼ごはんを食べて教師打ち合わせ会です。お昼ごはんは、移住者が経営しているレストランのお弁当です(写真)。のりまき、から揚げ、きゅうりとキャベツのつけあわせ、茶碗蒸しです。大変おいしくいただきました。
    今回の教師打ち合わせ会は、主に来年1月に予定されている運動会について話し合いました。運動会は、日本語学校関係者だけではなく、学外からも多くの日系のみなさんが参加する大きなイベントです。前回からの変更点を決定し、各教師の競技担当等を決めました。どんな運動会になるのか楽しみです。
    (ブログの更新が滞っていました。今年の出来事は年内にアップしたいと思っています。)

    24 October 2010

    他校訪問:ハラバコア、ラベガ 2010/09/28-29

    Visita a las escuelas del interior: Jarabacoa y La Vega
    28 y 29 de septiembre, 2010
    9月28・29日は、出張で他校を訪問しました。ドミニカ共和国中央部に位置するラベガ州のハラバコア校とラベガ校です(記事末尾のリンクに地図を示したので、参照ください)。

    (1)ハラバコア Jarabacoa
     28日朝サントドミンゴを出発しバスで2時間弱、ハラバコアに到着しました。昼食を食べてから、日本庭園Parque japonésと日本人移住地跡を見学しました。もともとの農業移住地であるハラバコアでは、2007年のドミニカ移住50周年を記念して、日本庭園が建設され、また、ハラバコア市から移住家族の名前の街路表示が贈られました(嶽釜編2009:174-176)。


     



    日本庭園は通りの真ん中に位置し、大きくはありませんが、鳥居や移住家族の名前の記された記念碑、灯篭、橋、池などが配置され、趣のある造りになっています。設計デザイナーは、日高玲子さん。移住家族の名前の街路表示は全部で6つあり、それぞれ"CALLE FAMILIA ○○"(○○家通り)と示されています。

     ハラバコアの日本語学校の授業は、この日本人移住地の外れの「ハラバコア友好会館」で行われています。今回は、火曜午後の4人の授業を見学しました。こちらの学校にも日系社会青年ボランティアが配属され授業を行っています。私の所属するサントドミンゴ校とは違って、異なるレベル、異なる年齢の学習者が一緒に学ぶので、ともに学べる協働的な活動を取り入れたり、複式で授業を行ったりと工夫していることがわかりました。


    (2)ラベガ La Vega
    ハラバコアの授業見学の後、ボランティアの先生と一緒にラベガへ移動しました。こちらの先生はハラバコア校とラベガ校の両方を担当しており、週に数回両校を往復しています。ラベガではホテルで一泊し、翌29日にラベガ校の授業を見学しました。ラベガはもともとの農業移住地ではありませんが、日系の家族が多く住んでおり、日本語学校が開校されています。現在公民館が建設中とのことで、それが完成するまで日系人のお宅を借りて授業を行っているとのことです。この日は9人の学習者が出席しており、低学年と高学年にクラスを分けて、日系人の助手の先生と2人で授業を行っていました。低学年クラスと高学年クラスの協働活動もあり興味深かったです。

    今回の他校訪問を終えて、それぞれの学校にはそれぞれのスタイルや方針があるのだということを再認識しました。例えば、父母会との付き合い方ひとつをとっても、サントドミンゴとは異なる面があります。ラベガとハラバコアの間にも違いがあることがわかりました。他の学校を見学するのは、自分の活動を振り返ったりドミニカ共和国全体の視点で日本語学校を捉え直す大変いい機会になったと思います。


    参考文献:
    嶽釜徹編(2009)『ドミニカ共和国日本人農業移住者50年の道 青雲の翔』ドミニカ日本人移住50周年記念祭執行委員会記念誌編纂委員会

    17 October 2010

    盆踊り大会 2010/09/18

    Fiesta de Bon Odori  
    18 de septiembre, 2010
    9月18日、日本語学校サントドミンゴ校にて、第15回盆踊り大会が開催されました。この盆踊り大会には、地方からもたくさんの関係者が集まります。そして今回は、なんと遠くブラジルのサンパウロ州アチバイアからドミニカ中央部のハラバコアへ、踊りの先生方が盆踊りの指導に来てくださいました。もちろんサントドミンゴでも踊りを指導してくださいました。
    盆踊りの曲目は、炭坑節に始まり、鹿児島小原節、お達者音頭、眞室川音頭、東京音頭、東北音頭などなど。加えて、ハラバコアのみなさんがよさこい鳴子踊りやソーラン節等を披露してくださいました。こんなに盆踊りを踊ったのは初めてです。
    出店には、お弁当、お好み焼き、やきとり、アニメグッズ、古着バザー、etc…。日系社会青年ボランティアは、漢字で名前書きますコーナー(書道)と魚つりゲームのコーナーを出しました。
    運営側としては反省点も多々ありますが、来年度のよりよい盆踊り大会を目指したいと思います。10月10日に日本語学校運営部員のみなさんや参加した教師による反省会が行われ、今年の盆踊り大会が締めくくられました。

    20 September 2010

    日本語学校校歌

    El himno de la escuela de idioma japonés
    今回は、ドミニカ共和国日本語学校の校歌を紹介します。サントドミンゴ校では、土曜授業の朝の会で歌っています。最初は歌詞を見ながら歌っていた新任教師の私ですが、今は生徒の前でちゃんと(?)歌えるようになりました。音痴なので、時々はずしますが。
    作詞・作曲は福政康夫さんという方です。ネット上で調べたところによると、以前JICAの派遣によりドミニカ共和国日本語学校の校長を務められた方のようです。

    みどりあふれる キスケージャ
    わたるかぜは おともだち
    大地にのこる 父母の
    どりょくと あせを 思いつつ
    ぼくらは きょうも 学びあう
    ぼくの わたしの 日本語学校

    ひかりあふれる キスケージャ
    カリブの海も おともだち
    大地にえがく 父母の
    思いを むねに いだきつつ
    わたしも ともに 学びあう
    ぼくの わたしの 日本語学校

    歌詞の「キスケージャ」というのは、ドミニカ共和国とハイチからなるイスパニョーラ島の先住民タイノ人のことばで、「すべての大地の母」という意味だそうです。つまりは、イスパニョーラ島のことを指しており、ドミニカ共和国の代名詞としても用いられているようです。
    この校歌は、私はなかなか素敵な歌詞だと思って気に入っています。ドミニカ共和国への愛と家族への愛、さらには自分のもつ様々なルーツへの愛がつまっていると思うからです。

    9 September 2010

    青年交流BBQ大会 2010/09/05

    Fiesta de jovenes japoneses y nikkeis
    5 de septiembre, 2010
      9月5日、日本語学校の校庭で青年の交流BBQ大会がありました。この交流会は、内閣府の「国際青年育成交流」事業によりドミニカ共和国に派遣されている日本人青年と、ドミニカ共和国の日系青年団との交流を目的に開催されたものです。そこに、青年のJICAボランティア(青年海外協力隊と私たち日系社会青年ボランティア)も招待されたのです。
      内閣府青年団は、南中ソーランや「ふるさと」合唱を披露してくれました。
      私はというと、もっぱら日系の人たちと飲んで踊って交流していました。
    (記事掲載2010SEP09)

    8 September 2010

    成人クラス開始 2010/09/01

    Iniciación de las clases para adultos
    1 de septiembre, 2010
      9月1日より、夜の成人クラスが始まりました!私の担当は、「入門」「初級」「中級」と3つあるうちの真ん中のクラス、初級です。テキストは『みんなの日本語 初級Ⅰ』を使用しますが、前年度からの継続のクラスなので16課より開始です。週1回水曜日、18:30~20:30というスケジュール。学習者は、前年度からの継続が5名と、初回終了後に新たに1名の申し込みがありました。
      初回の今回は、自己紹介とテ形の復習をかねて家族・親戚の紹介をしました(例えば「私の母はダハボンに住んでいます」等)。口頭で話し合いをした後、作文に取り組みましたがみんな熱心に書きました。
      ドミニカ共和国に来て新たに気づいたことは、「継承日本語教育」は年少者だけを対象とするものではないということです。成人クラスの学習者の動機には、「自分の親のことばがわかるようになりたい」「自分の子どもに日本語をおしえたい」というものがあります。20代~40代の日系人のみんながこのような動機のもとに日本語を学ぼうとしていると知ることは、私にとって意味の大きいものだと思いました。
      掲載の写真は、日本語学校に併設されている学生寮です。(記事掲載2010SEP08)

    17 August 2010

    入学式 & 始業式 2010/08/14

    La ceremonia de entrada y la de apertura
    14 de agosto, 2010
     8月14日は、入学式、始業式、そして初授業の日でした。今年度の新入生は3人と少ないのですが、編入生も加えて総勢68人の生徒とともにスタートです。私は1年生の担任なので、新入生3人と助手の先生と一緒にトトロの「さんぽ」に合わせて入場。新入生の紹介、父母会長の挨拶、在校生代表の歓迎のことばなどなど。続く始業式では、前年度の成績優秀者に記念品贈呈、各担任によるクラス発表。
     そして休み時間の後に、1時間強で今年度の初授業です。私の担当の1年生には新入生3人を含めて10人が在籍します。今日は、入学式&始業式ということで、朝の挨拶ができること、名前が呼ばれたら返事ができること、クラスメイトを覚えて仲良くなることを目的に授業をつくりました。挨拶や返事は、1年生を継続履修している子がお手本になって新入生もきちんとできました!その後、円になって呼ばれた名前の生徒にボールを投げるという簡単なゲームをしましたが、これがけっこう盛り上がりました。ルールをわかった子がわからない子に説明してあげたり、どの子にボールを投げればいいのか教え合ったり、生徒同士で自然に助け合う雰囲気ができたことがよかったと思います。その後、学校探検をして休憩。
     休憩の後のゲームは、生徒にはルールを理解するのが難しく、反省。教科書のぬり絵はみんな熱心に取り組んでいました(ドミニカ共和国の日本語学校には年少者用のオリジナル教科書があります、後日記述予定)。絵を書いたり色を塗ったりするのはみんな大好きの様子です。
     授業の後は、父母会のみなさんによる私たち新任教師の歓迎会。軽食を用意して保護者がそれぞれ挨拶をしてくださいました。また、保護者のみなさんのなかには9月から始まる成人クラスの学習者もいるので、親子そろって自分の「生徒」になることもあるのです!
    (記事掲載2010/08/17)

    9 August 2010

    職員会議 2010/08/07

    reunión de los profesores
    7 de agosto, 2010
     8月7日、日本語学校で今年度最初の職員会議が開かれました。参加者は、現地の先生5人と日系社会シニアボランティア1人、そして私たち日系社会青年ボランティア3人です。この9人の教師に日本語学校卒業生のアシスタント教師2人を含めた11人が、この学校の教師全員です。今年度の行事予定や担当クラス決定などが議題です。
     私の担当は1年生クラスと成人クラス初級(入門の次のクラス)です。1年生クラスは昨年度から引き続き在籍する生徒が7人と新入生が数名の予定。子どものクラスは翌週土曜から、成人クラスは9月から開始です。 ドミニカ共和国の日本語学校では原則1学年を2年間履修し、6学年を9~12年間で卒業することが目安となっています。サントドミンゴ校は一昨年度まで子どもクラスは週1回でしたが、昨年度の1年生より試験的に週2回のクラスを開講し、今年度からは1、2年生のクラスは週2回が基準となります。
     後日、職員室の写真を掲載しようと思います。(記事掲載2010/08/09)(写真掲載2010/08/16)                 

    活動開始 & 会長訪問 2010/07/28


    comienzo de mi trabajo y visita al presidente de la Asociación Nacional de Japoneses
    28 de julio, 2010
     7月28日より、待ちに待った活動開始です。午前中は日本語学校にてシニアボランティアの方と今年度の大まかな打ち合わせをしました。午後は日系人協会会長(ドミニカ移住訴訟時の原告団事務局長)を訪問し、これからの活動への激励を受け、また移住当時のお話を伺いました。
     写真は、私が勤務する日本語学校サントドミンゴ校です。校庭には小さいながらもバスケットコートがあり、1階に事務所と教室3つ、2階に職員室と教室3つの配置です。
     また、写真には写っていませんが、地方から上京して首都の大学に通う学生のための寮が併設されています。孫引きですが、1981年2月22日朝日新聞の記事によれば、この寮は国際協力事業団(現在の国際協力機構JICA)から3800万の予算で寄贈されたものだそうです。寮の設計は8歳の時に両親と移住してきた建築家の曽根誠さんとのこと(上田1988:181-182)。

    参考文献:
    上田秋助(1988)『アディオス・ミ・サント・ドミンゴ―欺かれた一ドミニカ移住者の記録―』南の風社
    (記事掲載2010/08/09)